みなさま、おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
少しずつみなさまにとってカカオが身近なものになってきていますでしょうか~??
カカオというひとつの食べ物について多くの方が興味を持っていただき、奥が深いな、もっと知りたいな、と思っていただけたら嬉しいです!!
vol.4~チョコレートの口どけの良さはどこから?~
乾燥させたカカオ豆の胚乳中に含まれる成分は脂肪が半分以上を占めています。
この脂肪分をココアバターといい、これはカカオ豆の細胞の中に貯えられています。
ココアバターが液体であるうちは生育中の豆や幼い苗に栄養として供給されるのですが、もし気温が下がってココアバターが固まることは、カカオの「幼児」を死の危険にさらすことに…
(幸書房発行 佐藤清隆・古谷野哲夫 著 カカオとチョコレートのサイエンス・ロマンー神の食べ物の不思議ーより)
チョコレートの魅力のひとつであるとろっと溶ける食感は、カカオ豆の成分の半分が油でできているからなんですね!
カカオは植物の状態でも、このココアバターが固まってしまわない環境でないと成長できないので、気温の高い熱帯地方でしか栽培することができないんですね。。
ちなみに、インドネシアは平均気温が高いため、ブラジル北部のアマゾン流域でとれるココアバターより融点がおよそ2℃高いそうです。
同じカカオでも生存するためにその環境に合わせて生きているんですね。
写真は皮を剝いた状態のローストカカオ豆なのですが、ここから口どけがとろっとしたチョコレートに変わるのを想像できますでしょうか!?
Dari Kのローストカカオ豆をお召上がりいただき、チョコレートの’’もと’’がどのようなものなのか体感してみてください!
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