京都は暖かくなったり寒くなったり、よう分からん気候ですが
昨年に比較すると随分暖かい陽気で、陽射しが気持ちいいです。
さて、何度かブログでは触れていますが、今Dari Kでは
色々なプロジェクトが動き出しています。
昨年もカカオ酒のプロジェクトや、今完成間近のプロジェクトを
進めていましたが、今年はその何倍ものプロジェクトが既に
進行しています!
その背景にあるのは、実はDari K、今年の初頭から新たな
ショコラティエが加わったことも大きな原動力のひとつ。
そのショコラティエはまだ若いのに、これまでいくつかの
会社でチョコレート部門を任されたり、かの有名なフランスの
ショコラトリーの日本のある支店でもケーキ部門を統率していた
すごい子なんです。
そんな子が昨年Dari Kに入りたいと連絡をくれた時、
私は嬉しさと同時に、Dari Kは単にテクニックを追う職場でもないし、
ブランドとして確立しているわけでもない。
設備もまだまだ揃っていないし、そもそも単にチョコを
作って売って、それでおしまいの会社じゃないので
その子の期待や能力とマッチするか不安でもありました。
でも、チョコが大好きで大好きで仕方なく、
既存の枠にとらわれずに、原料カカオからもっともっと
何か新しいことを生み出せる気がするし、とにかく
チャレンジさせて欲しい、と謙虚でありながら
アンビシャスな一面を見せてくれて、その熱意に
僕もかけてみたいと急遽採用を決めました。
今年のバレンタインやホワイトデーでもその知識と経験を
いかんなく発揮してくれましたが、本番はこれからなので
今後に期待です!
さて、今日は久々にチョコレート以外での新作発表です!
ショコラティエの層が厚くなるにしたがい、今後は
チョコだけでなく「カカオ」を生かした作品(「商品」ではなく
「作品」ですよ!)を開発していますが、今回は
その第一弾!
その名もOBIK(オビック)です。
OBIKはインドネシア語かと思えばそうではなく、
実は英語とインドネシア語の単語をつなぎ合わせた造語(略語)です。
元の単語は「One Bite Kue」
One biteは英語で、oneが「1」、biteが「かむ」「かじる」なので
one biteで「一口の」という意味になります。
Kueはクエ・カカオでおなじみのインドネシア語で
「(クッキーやケーキなどの)お菓子」という意味です。
だから、One Bite Kueで「一口のお菓子」という意味。
↑こちらがOBIKのカシューナッツ。
↑こちらはOBIKのアーモンド。
「フロランタン」というお菓子をご存知の方もいらっしゃるかと
思いますが、そのフロランタンに近く、ただキャラメル生地は
定番のアーモンドスライスのみならず、なんとカカオニブを
ふんだんにまぶしてあるので、その食感とほろ苦さが
たまらない!
そしてトップには、キャラメリゼしたカシューナッツ(もちろん
世界最大のサイズのもの)やアーモンドを載せています。
Dari Kのチョコ・トリュフは、他のチョコ・トリュフと
ひと味・ふた味違うのは皆さんもうご存知だと思いますが、
このOBIKもこれまで食べたことのあるお菓子と
似ているようでちょっと違う、洗練されているのに
素朴な、というか、素朴なのに洗練されている、
そんな感じのお菓子です。
おすすめはその可愛い一口サイズのOBIKをよーく見て、
香りを楽しんで、そして一気に口に入れる!!
だってOne Bite Kueだから!
そして口の中でナッツの共演を楽しむ。
Enjoy the harmony of various nuts in your mouth!!
That's it. Simply enjoy the taste!!
もうこれだけです。
これを至福と言うのです。
是非、お試しください!
現在、Dari K本店とJR大阪三越伊勢丹で販売しております!
(売り切れてたらごめんなさい> <)
お待ちしております!!
P.S.
最近お問い合わせが非常に多いガトーショコラやクエカカオの
お取り寄せを再開しましたので、少しずつではありますが
見つけたら是非ご利用くださいませ。
OBIK(オビック)登場!
2013年3月25日