新作 │ 発酵にこだわるチョコレートトリュフ

dari K to the World
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新たな1年の始まり

今年もSalon du Chocolat@ Paris を終えて帰国しました。

ちょうど1年前の昨日、11月3日は「社会イノベーター公志園」の結晶大会で、早稲田の大隈講堂でスピーチをしていました。

振り返るとあっという間の1年だったような、とても長い充実した1年だったような、なんだか複雑な気がします。

昨年はパリから戻る飛行機の中で社員の足立さんと動画の最終調整をしつつ、スピーチを考えていました。

結晶大会前日は時差ボケがひどく、サロンデュショコラ出展の直後で疲れがピークに達していたのを覚えています。

それでも当日は不思議と肩の力が抜け、午前中は原稿を暗記するので必死だったものの、午後に自分の番が近づいてくると急に暗記する気がなくなり、約1,400人を前に自分の志を自然に語ることができました。

社会イノベーター公志園 結晶大会スピーチ

あれから1年・・・

応援して下さる方が沢山増えました。

今年は子会社も設立しました。ツアーでは今年だけで累計100人近くの日本人をDari Kのインドネシアの拠点であるスラウェシのカカオ農園に案内しました。

10月には本店・本社の移転もしました。決算では前期比で売上が約1.7倍になり、利益も1.8倍になりました。
期待に応えるのが使命だと思い、会社の成長を常に考えるプレッシャーを感じない日はないほど、毎日を過ごしてきました。

走り続けた1年でした。

私にとって、1年の節目は、カレンダーの最後の12月31日ではなく、財政年度の3月31日でもなく、ダリケーの決算の8月31日でもなく、この公志園の11月3日のような気がします。

今日は11月4日。また新しい年が始まりました。

「カカオで世界を変える」ために、また新たな1年を歩んでいこうと思います。