いつもブログをご覧になっている皆様、
大阪三越伊勢丹への出店からほとんどブログの
更新が出来ずじまいで申し訳ございません。
インターネットでのお取り寄せは中断しているものの
店舗での販売分も品切れとなることが多くなり
毎日朝から晩までカカオ豆の焙煎からチョコレートの
仕上げまで仕込みをしていてPCをチェックする
時間もあまりなくなってしまいました。
ワーク・ライフ バランスという言葉があります。
読んで字のごとく、「仕事とプライベートをどちらも
バランスを取ることで、より充実した生活を送る」と
いうものです。
イギリスの大学院に留学していた頃、私の専攻は
比較社会政策という学問でした。日本ではそれほど
メジャーではないものの、海外では社会政策は
とても熱心に研究されており、それが政策という
形で国の方針にも影響を与えることもあります。
社会政策とひとくちに言っても、扱う分野は大変広く
貧困問題からジェンダー、少子化や労働市場から
年金や教育まで、社会の問題・課題は全て対象となります。
私は中でも年金や外国人労働者について研究をしていましたが
ワークライフ バランスはかなりホットなテーマで
世界各国から集まるクラスメートと、お互いの国での
労働時間や週末の過ごし方、就業規則や福利厚生について
よく話し合ったものです。
あの時は、日本人は仕事がメインで『生活-仕事=プライベート』
のような感じで、仕事が最優先でプライベートな時間は
「余り」があれば、というような印象を受けました。
一方、欧州各国ではこの認識が多用で、南欧(スペインや
イタリアなど)ではプライベートをしっかりとるし、
北欧・スカンジナビア(フィンランドやスウェーデンなど)では
仕事よりもプライベートに重点を置いているような印象を
受けました。
で、話を戻して、最近の自分はワークライフバランスが
全然取れてない!という事態に陥っていて、なまじ
社会政策を勉強していて、プライベートを確保し
充実させることがいかに重要化を学んだだけに
ちょっとこの事態を「どげんかせんといかん」と
思ってしまいます。
とはいえ、チョコレートは季節性のある商品。
やっぱり冬に需要が集中するので、今頑張らねば
いつ頑張るの、となってしまいます。
それで、今これを書いていて思ったのは
ワークライフバランスを考える時に、そのスパン(期間)を
それは1週間や1ヶ月にすると、今はワークのみに
なってしまいますが、1年単位でみて
今はワークに全てを捧げ、来年夏にライフを充実させ
年間通してみればバランスが取れていた、と思うように
すればいいのでは!
あ~、書いていてすごくスッキリしました。
かなり無理やり正当化している感は否めませんが、
こう考えれば自分も納得。納得できれば生産性も上がる!
それでは今日も頑張ります!
クリスマス限定のチョコレートも23日~25日まで
出しているので、是非お試しください!!
ワークライフバランス
2011年12月24日