ソムリエと聞くとワインを連想しますが(そもそもソムリエとは
ワインの専門家でレストランで客のワイン選びの手助けをする
給仕人のことなので当然ですが)、チョコレートにも
ソムリエのような存在の方がおります。
ただワインのソムリエは色んな協会があって資格として認定試験に
合格しなければならず、また本場フランスでは国家資格で
あるようですが(Wikiによる)、チョコの場合はそういう資格は
ないので、公的なものではなく、私的な呼び名となります。
しかし、です。誰でも資格なしで自称できる肩書きというのは
簡単といえば簡単ですが、試験に受かってさえいれば堂々と
名乗り続けられる公的なものとは違い、自分で言うからには
それ相応の知識とプライド、それに常に進化し続ける
チョコレート業界を常にウォッチしていく姿勢が不可欠で、
かえって公的なものよりハードルが高いかもしれません。
私はカカオのこと、スラウェシのカカオ事情、カカオ豆の
ローストの仕方やチョコレート製造まで一通りのことは理解
しているつもりです。ただ、既に出来上がっている他社の
チョコをどれだけ知っているかというと、そもそも他社は
クーベルチュール(製菓用チョコレート)を使って
いるから味の広がりといっても限界があると分かっているので、
日常的に他社の製品を追いかけているわけではありません。
そんな中、チョコレート・ソムリエの橘かなさんのブログは
私がチョコに興味を持っていたときにネットで見つけて以来
大変参考にしているサイトです。Dari Kにもオープン早々
お越し頂き、かなさんの感想を聞いて参考にさせて頂きました。
橘かなさんのブログ(Dari K訪問時のエントリー)はこちらをどうぞ。
また橘かなさんには、フランスはパリでコートジボワールの
フェアトレード・カカオを使用したチョコレートショップの
立ち上げに奮闘されている近藤さんをご紹介頂き、カカオの
生産者に目を向けた同じスタンスの同胞がいることを教えて頂き、
近藤さんと情報交換の機会を設けて頂きました。
近藤さんのブログはこちらをどうぞ。
私はもちろん、チョコレートがお好きな方で知識を増やしたい、
あるいは色々なチョコレートの存在を知りたい方は
是非チェックしてみてください!ちょうど6月25日、26日には
東京でチョコの講座を開くそうですので(Dari Kのカカオ豆を
ご提供致します)、ご都合がつけば受講されてみては
いかがでしょうか?
以上、ご案内でした~。
ショコラ・ソムリエ
2011年6月5日