冬ギフトに!濃厚カカオのテリーヌショコラ

dari K to the World
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カカオ!カカオ!カカオ!

帰国してから2日。
帰国日の夕方には店に立っていたため、
何だかもう何十日も前にインドネシアから
帰国したような気さえします。思い返せば、
2週間前はベトナムだったのに!
う~ん、昔の金融業界に居た時と睡眠時間が
変わらない今日この頃。でも、あの時の
経験があるから、普通では倒れてしまうような
この激務にも耐えられるのかも。
まあ激務といっても、やりがいにみちあふれた
プロジェクトがいよいよ勢いに乗り始めたところなので
ここでやらずしていつやるの、という気持ちです☆
昨日はインドネシア在住経験の長い方が
お越し下さったり、ジャカルタやバリに
行ったことがある方、お友達がインドネシアに
住んでいる方、ビジネスでバリに行っていた方など
インドネシアにゆかりのある方が数多く
ご来店くださりました。嬉しいですね~!
さて、今日はスーツケースの話から。
いつもはバックパックで海外に行きますが、
今回は近畿大学での講演を終えてからそのまま
出発だったので、講演のスーツ姿に
バックパックはさすがにイタイ!
就職活動中の田舎から出てきた学生だと
思われても悲しいので、スーツケースに
したのですが。。。
南京錠をかけていたのです、ジップのところに。
そして帰国して気付けば、南京錠が見当たらない!
100円ショップで売っているような安い南京錠ではなく
ちゃんとした国内かばんメーカーのスーツケースに
付いていたいかにも頑丈そうな南京錠。
あー、これはどうするべきか。
鍵を壊すにも太い金属を切るものもないし、
かといってスーツケースのジップの周りの
かろうじて切れそうな布の部分を切るべきか。
でもそうしてしまったら二度と使えないし。
こういうときはどうすればいいの?
ドラえもん不在の中、悩みました。
そのかばんの製造メーカーに連絡したところで、
付属品の南京錠のことなんて取り合ってくれるか
わからないし、送ってくれと言われてもスーツケースごと
送ることもちょっと・・・
あと鍵をあけるとしたら、鍵屋さんに頼むか。
でもこれもおそらく形を見ないと分からないと言われて
20キロ以上のスーツケースをゴロゴロまたどこにあるか
分からないけど鍵屋さんにもってくのはちょっと・・・
となればあとはスーツケースを放置して
泥棒に鍵をあけてもらうべきか。でも鍵開けて
すぐに中身だけ持ってかれるかもしれないし、
スーツケースごと持ってかれるかもしれないし、
不審物として警察に持ってかれるかもしれないし・・・
と悩んだ挙句、もう自分で開けるしかない、ということで
クリップと安全ピンと小さいマイナスドライバーを
用意して自己ピッキング。
1分もすると・・・
おおおおおおお!!!開きました~☆やった~!
ってか開いちゃっていいんですか!?!?
嬉しさ半分、鍵の不信感半分。
今回は南京錠のセキュリティの危うさに問題が
あるのではなく、自分のピッキングの腕が
良かったと思うことにします。
でないと、もう鍵なんてかけられない!
まあそんなこんなで、開いたわけです。
で、開いたので、カメラも取り出せたわけです。
なので、今回のインドネシアの画像を少し
ご紹介します。
ss-CIMG4863.jpg
今回も農園の写真から。
良いカカオがなってますね~!
ss-CIMG4823.jpg
収穫後のカカオの実。カカオポッドと呼ばれます。
カラフルでキレイです。この光景、見ると
幸せになりますよ~!
ss-CIMG4822.jpg
早速割ってみる。
白い実が顔を出します。
これがパルプと呼ばれるカカオの実。
水分の他に糖分が15%くらい(これが発酵の過程で
アルコールになり酢酸になります)。
味はマンゴスチンのような甘酸っぱさ!
おお、やっぱりカカオは『神様の食べ物』。
(カカオの正式名称テオブロマ・カカオの由来です)
チョコレートというより、私はこの
甘酸っぱいパルプが神様の食べ物のように
思えてならないのですが、いかがですか、神様?
それにしても、このパルプとチョコが同じ実から
出来るなんて、もうこれこそアンビリバボーです。
ライオンとメダカが同じ母親から生まれた、
それくらいアンビリバボーだと個人的に
思います。
ss-CIMG4798.jpg
もちろん、遊びにいったわけではありません。
目的はリサーチ。
発酵させたカカオ豆を半分に割って、発酵具合を
チェックします。
ss-CIMG4815.jpg
虫に食われた豆や、発酵が不十分で発芽しかけている
カカオ豆などが、例えば100粒中何粒あるかを
チェック。しっかり発酵しているので、そういうのは
ほとんどないのですが、それでもきちんとしなければ
最高のチョコレートは出来ません!
ちなみにインドネシア語でこういった専門用語も
学びます。これは現地の農家の方とコミュニケーションを
取る上でとっても大事。
と、そんなこんなで帰国からのスーツケースの南京錠騒動と
インドネシア出張の様子をご紹介しました。
また次回、続きます、たぶん。