新作 │ 発酵にこだわるチョコレートトリュフ

dari K to the World
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カカオ農園ツアー

ワインツーリズムという言葉をご存知でしょうか?
最近日経ビジネスオンラインでこれに関するコラムが
あったので、それを読んだ人もいるかもしれませんが、
要はワインの産地にワインを楽しみに行く、という旅行です。
少しだけこのコラムから抜粋しますと
「近所のコンビニでワインを買う場合と比較すると
分かりやすい。コンビニのワインには値段や銘柄、
味といった商品としての属性しか存在しないが
わざわざワイナリーまで赴いて購入したワインには、
そうした属性の他に、原料としてのぶどうの話、
つくり手の思いや苦労など、さまざまな物語が付着している。
ワインツーリズムに参加した人は、そういう物語を
含めて、わざわざ足を使って購入したワインを消費しているのである」
とあります。
折りしも、私はカカオツーリズムについて真剣に検討していました。
チョコツーリズムといってもいいでしょう。
コンセプトはワインツーリズムと同じです。
カカオの農園に行って、その様子を見学し、実際に
実を収穫し、発酵の過程を体験する。
もぎ取ったカカオの白い実を食べる。現地の生産者と話す。
全てが日本ではできない経験。Liveなのです、ライブ。
私のモットーは有言実行。やると決めたらやりたい。
だからここ数日、このカカオツーリズムについて
実現するにはどうしたらよいか、色々動き回って調べていました。
旅行会社に企画を持っていき、実現可能性をチェックし、
またどうしたら参加者に喜んでもらえるか、その辺も
参加者目線で想いを馳せていました。
対象はカカオに興味がある人になるのはもちろんですが
例えば製菓学校の先生・学生さんや、大学のゼミで
国際経済やフェアトレードを研究している学生さんもありですし、
またプロのパティシエ・ショコラティエはもちろん、
製菓業界の方、企業の方にも是非参加していただきたいですね。
今日はスカイプでインドネシアはスラウェシ島でお世話になった
ウマールさんと話し、この企画の要旨を伝え、ロジスティックスの面で
準備を進めるようお願いしました。
参加者がカカオについて、チョコレートの原料について
知識を深めるのはもちろん、現地の生産者にとっても
自分の栽培しているカカオについてその意味や影響を
再認識する機会になるでしょうし、またプライドをもって
より美味しいカカオを育てるモチベーションの向上にもなるはずです。
また、1回参加してそれで終わり、だとつまらないので、
訪問時に苗木を植え、それを毎月農家の方々に
写真にとってもらいDari Kのホームページにアップすることで
参加者は自分の植えたカカオの成長過程をトラックできたり、
また2-3年後には自分の植えたカカオでチョコを作ったりと
そういったカカオのライフサイクルをリンクした形の
企画にしたいとも思っています。
ワイン好きの人は、スーパーで500円のワインも売っていますが
3000円のワイン、5000円のワインを評価できます。その差は
6倍、10倍です。チョコもスーパーで100円で売っていますが、
人はチョコ300円にはなかなか手が出ない。たった3倍で本物が
食べられるのに。
顔よりも大きいラグビーボールくらいの大きさのカカオの1つの
実の中には40~50粒のカカオ豆が入っています。
Dari Kのチョコは1個につき10粒のカカオ豆を使用しているので、
1つのカカオの実からチョコは4-5個しかできないということになります。
こうした事実は、いくら言葉で説明してもわかってもらいにくいんですよね。
だから実際に現地に行って、その奇跡とも言うべき原点である
カカオを見ていただきたい。
もちろんカカオだけでなく、スラウェシは自然でいっぱい。
少し離れたところにはトラジャコーヒーで知られる
タナトラジャがあります。
また州都のマカッサルは新鮮な魚介類が豊富なので
グルメももちろんお任せ☆しかも時間が許せば
帰りにバリ島でくつろぐことも可能。
海外旅行が初めてでも、ベテランでも、このカカオツアーは
とんでもなくワクワクする経験になること間違いなし!
興味ある方は是非ご連絡くださいね。
人生は一度きり。何事も経験しなきゃもったいないですから!!