冬ギフトに!濃厚カカオのテリーヌショコラ

dari K to the World
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【感動!】インドネシア新聞掲載

今日22日(月)から3日間、Dari Kのお店はお休みを頂いております。

21日(日)は実に多くのお客様にご来店いただき、ありがとうございました!

 

常連の皆様はもちろん、私がDari Kを設立する以前に カカオ豆の輸入のことで相談をしていた友人がサプライズで 来てくれたり、美味しいイタリアンのお店でDari Kのことを 耳にしたからとわざわざお越し下さったりと、とっても 嬉しい一日でした。

 

さて、その21日の営業終了後に私はタクシーに飛び乗り、 京都駅へ。

そこから夜行バスで実家のある栃木県へ帰ってまいりました。

21時くらいの新幹線の最終で東京まで行っても、東京から 栃木までの電車がなくて結局その日は東京に泊まらなければ なりません。

だったら京都から栃木まで直行の夜行バスの方が 京都を21時に出て、翌朝6時前には栃木に着くので断然便利なため 今回はそちらを利用しました。

 

夜行バスは国内も海外も乗り慣れていますが、あまり眠れる タイプではない私。

車内が消灯となり、周りの人が寝静まるなか スマートフォンで出来る仕事をもくもくとこなしておりました。

 

すると、見慣れないアドレスから一通のメールがきていることを発見。

インドネシア語で書かれたそのメールには2つの添付文書があります。

真夜中の夜行バス車内でその添付文書を開けるとナント!

 

インドネシアの新聞の中で2番目に読者の多いSeputar Indonesia紙の 表紙(1面)と7面にDari Kのことが紹介されているではありませんか!

しかもDari K店内のDari Kのバナー「We Love Sulawesi」を インドネシアの芸能人の女性と一緒に指差して微笑んでいる私の写真つきで! (クリックして拡大できます)

 

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日本でいったら3大新聞である読売・朝日・毎日のような全国紙に 載ったようなものです。

 

記事はまず、店内のチョコレートの名前が インドネシア語であることに触れ、私がなぜインドネシアのカカオに こだわるのか、スラウェシでこれまで何をしてきたのか設立に 至る経緯を説明し、日本人をスラウェシのカカオ農園に 連れていきたいという夢の一つを紹介しています。

 

もちろん記事が書いてあるのはインドネシア語。

この記事は、以前インドネシアのTV局が取材にDari Kに来たときに 新聞社の方も一緒に来られ、その時に話した内容を基にして 出来ています。

 

私はインドネシア語はほとんどできませんが 知っている単語を織り交ぜながら英語で熱弁した甲斐があり こんなに大きく、こんなに詳細に取り上げてくださったのです。

 

周りは熟睡している夜行バス車中で、1人携帯の画面を通して その記事を目にした私の胸は込み上げてくる何かでいっぱいになり しばらくボーっとしてしまいました。

 

他人に弱さを見せるのが嫌いな(誰でもそうですが、極端にそれを 嫌っている)私はいつも強がってみえるかもしれません。

自信に溢れているような態度もよくとります。

でも、そう見えればそう見える時ほど、実際は弱っているときが 多いのが本当のところです。

 

夏の暑さでチョコレートの需要が落ちるなんて、当たり前のように 分かっていながらも、いざその現実を突きつけられると 絶望感にさいなまれ、焦りで苛立ち、悲壮感に沈んでいました。

 

そんな自分を知っているのはごく一部の人だけですが その人たちが弱気な自分を励ましてくれて、常連さんが 毎日のようにチョコを食べに来てくれ、お取り寄せをして下さった お客様が「美味しかった」とメールや手紙を下さり そういう励ましがあってこそ、何度も踏ん張ってきました。

 

そしてその新聞記事を小さな携帯の画面で見た時、これまで 応援してくださった全ての人の顔が浮かびました。

 

本当にありがとうございます。

 

早速スラウェシでお世話になったウマールさんらには メールで知らせました。

 

カカオ農家の人たちはこの新聞を見て どう思うのでしょうか。

Dari Kはまだまだ始まったばかり。

でももう何十年もやってるような気がしないでもありません。

それだけ情熱をもって、努力しているからだと思います。 こうした取り組みがいつか認知され、結果が出てくるのは 最高に嬉しいです。

明日はまた素晴らしいお知らせをお届けすることができそうです。

 

皆さん一緒にDari Kを盛り上げてください。

このブログを読んでくださっている皆さんは既に Dari Kのコア・メンバーです。

いつか皆でスラウェシに行きましょう!

 

木からもぎたてのカカオの実を持って、農家の方と皆で一緒に 写真を撮る、そんな夢みたいな話は、もう叶えられない夢では なくなってきているかもしれません。