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dari K to the World
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【カカオ農園訪問記2】 マカッサル到着

イミグレーションを抜けていよいよインドネシアは
スラウェシ島の中心都市であり、空の玄関マカッサルに入国!
と思いきや、荷物検査が待ってました。
頭からお尻まである私の巨大バックパックは目立ちまくり。
知らん顔で抜けようとしましたがそうは問屋がおろしませんよね。
「Open.(開けて)」
空港職員に言われ、南京錠を開錠し、チャックを開ける。
別にX線検査では異常がなさそうだったのに、なぜか
荷物検査される羽目に。。。まあ荷物検査されるのは
慣れてるので笑顔でOK!
バックパックを開けると、3日分の下着と、2日分のYシャツ、
革靴とPCが出てきました。ここまでで中身の30%くらい。
残りの70%は・・・現地で配る用の日本のお土産(浴衣、
Tシャツ、お菓子、餅、和風小物入れなど)。
興味深々でいちいち「これは何だ?」と聞いてくる。
はじめはニコニコ説明してたけど、今回空港には
友人のいとこが迎えに来てくれている。
待たせるわけにはいかない!!
というわけで飴を職員にあげてさっさと抜ける。
(別にアメをあげると通してもらえるという賄賂では
ないですよ!ただ、好意であげただけです!)
こうして晴れて入国し、ゲートを抜けると多くの人が
待っていました。みんな自分の家族や友人の迎えに来ているのでしょう、
あちこちでハグしたり、再会を喜ぶ光景が。
そんな光景をよそに、私は必死そのもの。
友人のいとこが迎えに来てくれるはずには
なっているものの、イミグレや荷物検査で時間をとられたため、
飛行機の到着時刻をその時既に1時間以上越えていました。
しかもその友人のいとこ、私は直接会ったことも話したことも
ないんです。両替をしていないのでインドネシア・ルピアを
もっていない私は、彼に会えなければ空港を出ることさえ出来ません。
自分が彼を見たことないのと同様、彼も私を見たことがない。
でも待ってる人は皆インドネシア人だけど、彼にしてみれば
日本人を見つけるのは容易なはず。そう楽観的に考えていたけど
いっこうに声がかからないので、私は空港のロビーを行ったり来たり。
ブラブラしてると何人か声をかけてきますが、どれも
タクシーの運転手やホテルの案内ばかり。
「まいったな~」
そう思っていると、またもやタクシーの運転手のような
人が寄ってきました。
「You Japanese? (あなた日本人?」
私はYesと答えると、
「You first time in Makassar?(マカッサルは初めて?)」
と聞いてきました。
んー間違いなくタクシーの運転手。あわよくば
観光案内するというパターンか。
それを悟った私は、
「I'm looking for my friend(友達を探してるんだ)」
と言うと、
「Who is your friend? (友達って誰だ?)」と聞いてくる。
あらら、面倒なタイプの人だな。。。と思って
「OK, I go, bye (いいです、もういきます、さよなら)」と言って
歩き出す私。
すると後ろから
「Are you Kei-san? (あなたケイさんですか?)」と
話しかけてくるじゃないですか!
お~~~い、あなたが友達のいとこかい!!!!
だったら最初にどうして「Are you Kei?」って
聞いてくれないのよ~~~と思いながらも
にっこり笑って即握手。
彼の名はUmar(ウマール)さん。
髪は短く、体格は普通、笑顔がお釈迦様のような
明らかにいい人。タクシーの勧誘だと疑ってごめん!
今後彼と2人でカカオの栽培農家をまわることになるとは
このときは全く予想していませんでした。
(続く)