新作 │ 発酵にこだわるチョコレートトリュフ

dari K to the World
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ペイフォワードその2

4月20日から始まったペイフォワードの取り組み。当初、私の中では、1日30~40件、2週間で約500件のご注文をいただければいいな、そうすれば医療関係者1万人にチョコレートをお届けすることができる!と考えていました。

この想定とは裏腹に、非常にありがたいことに目標だった500件の注文数を、ペイフォワード開始後5日目にはクリアすることができました。そしてペイフォワード開始から2週間経った昨日5月3日には累計約1,400件のご注文となり、医療従事者にお届けできるチョコレートはなんと2.7万人分に達しました!

予想を遥かに上回るペースで全国の方々にご賛同いただけたのは、このペイフォワードの取り組みに多くの人が共感して下さったからに他ならないわけですが、自分で注文するだけでなく、ペイフォワードを広めようと実に多くの方々がSNSなどを通して情報を広めて下さったことで流れが加速したのは紛れもない事実であり、「共感の輪」がどう広がるのか身をもって感じた次第です。

ペイフォワードの仕組

さて、既に開始から5日目で医療従事者1万人分のチョコレートを確保できたため、第1弾として4月30日には、Dari Kの地元京都の下記の病院にお届けしてまいりました。

≪ペイフォワードのチョコレートお届け先≫

・京都府立医科大学附属病院 3,500人
・京都市立病院 2,200人
・京都大学医学部附属病院 4,000人
・社会福祉法人京都桂病院  1,100人
合計10,800人分

このタイミングで直接病院に納品に行ったのか?といろんな意味で心配されるかもしれないので補足しておくと、仮に配送会社を使うと、ダリケー→配送業者が集荷→各病院の近くの営業所→病院へ配送→病院の荷捌き場で受け取り→寄付受け入れ窓口(事務室)へ院内で配送という風に、かなり多くの人の手を煩わせることになります。

今回、上記のチョコレート1万人分の内訳をご覧いただいていても分かる通り、一病院あたりにお届けするチョコの段ボールの数も非常に多かったため、ただでさえ病院が多忙を極める現状において、できるだけ手間なく効率よくお届けするために、各病院のご担当者様と時間を決めて直接お渡しするのが互いにベストであると判断しての行動ですのでご安心ください!

医療機関へお届け*商品だけでなく、応援メッセージも添えてお配りさせていただきました

さてさて、そんなこんなで、既に医療従事者約2.7万人分のチョコレートを確保し、約1万人分は既にお届けしたわけですが、まだ2万人分弱のチョコレートを配る余力があります。そして、この数は日々増えているので、次にどこの病院に届けるべきか考えていました。

ペイフォワードにご賛同いただいているお客様は全国にいらっしゃるし、今度は全国の医療機関へも届けたいと思う一方で、京都の病院にお届けしたときは、市役所はじめ行政の方々にいろいろ状況をうかがいつつ病院を選定できました。しかし、全国となると、どこから手を付けたらよいのか正直分かりません。

東京都庁に連絡をして医療機関リストを入手したものの、医療機関の数も非常に多く、どこに送るべきか悩んでいました。すると、うちの社員の1人が、医療現場の中にいる人に聞けたら一番困ってる人に届けられるんじゃないかと。「そりゃそうだけどさ、そんな医療現場にいる人って今それどころじゃないでしょう・・・」と思って矢先、神様が降臨!

特定非営利活動法人「まもるをまもる」の登場です!近畿経済産業局にペイフォワードの話をしていたところ、医療機関などの命を守る現場で働く人たちの健康と安全を守る環境の向上に寄与することを目的としているこのNPOを紹介していただきました。

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*まもるをまもるホームページより画像拝借

このNPO「まもるをまもる」のメンバーの多くは、まさに医療の現場にいる内部の方たちです。とくにコロナで必須の人工呼吸器やECMOの操作を任される臨床工学技士のネットワークが全国にあるため、「家に帰れず家族にずっと会えていない人、自分も感染してしまうのではという恐怖心で、既に限界を超えている人たちがいる。その方たちにDarri Kのチョコレートをお届けするお手伝いをしたい!」と仰っていただけたのです。

渡りに船とはまさにこのこと。これで今後のチョコレートのお届け先の選定は、私たちダリケーが行政からもらう医療機関リストの病院に一件ずつ電話をしなくて済むし、むしろ必要な人に届けられる体制を築くことができました!ということで、早速近々またチョコレートを医療機関にお届けする予定ですが、実は私、一つ気がかりなことがありました。

それは、ペイフォワードで1,400件ものご注文をいただいているということは、それだけチョコレートの配送が行われていることを意味します。「All-win(つまりすべての人のwin-win)」を目指すDari Kにとって、配送業者(会社)自体は儲かるかもしれないけど、末端でお客さんの元へ商品をお届けする配達員の方々の負担は大きいものと容易に察することができます。

コロナの影響で外出を自粛し自宅で過ごす人が多く、ネットでのお取り寄せが増える裏側には、この配達員さんの存在があるわけで、彼ら・彼女らのプロ意識とその努力を見過ごすことはできません。でも、どうやってこの感謝を配達員の方に伝えることができるだろうか?Dari Kに集荷に来てくれる配送業者の方には、直接労いの言葉をかけられるけど、全国のお客さんへ届けてくれる配達員の方々をDari Kが知る由もありません。

唯一配達員の方と会えるのはDari Kのお客さんだけ。

ん!?待てよ・・・

Dari Kのお客さんは荷物を受け取るときに、配達員と会っている。ということは、Dari Kからお客さんに、配達員さん用のチョコを同梱して渡してもらえばいいんじゃないか!もちろん、お客さんは「Dari Kから」と言わずに、「いつもご苦労様です」と言って渡してもらえばいいわけです。

すると、お客さんの応援がDari Kに届き、Dari Kの配達員の方への感謝の気持ちが、配達員の方に届き、配達員の方は嬉しくなって、またどこかへ恩を送ってくれるかもしれない!!

ということで、ペイフォワード第4弾の商品からは、下の写真のようにお届けするお荷物の中に、プレミアムチョコレートを1枚同梱しています。是非こちらを配達員の方にお渡しするのにご協力賜れましたら幸いです。

配達員

まだまだペイフォワードは続きます。大切な方へのプレゼントや母の日などのギフトなどに、ぜひご用命ください!1回のご注文で、お届け先の方も、医療従事者も、カカオ生産者も、配達員の方も、Dari Kも、そしてあなた様ご自身も笑顔になれる1石6鳥の取り組みにご協力いただけますと幸いです!

ペイフォワード
https://dari-k.shop-pro.jp/?mode=f2