まず何も言わずに、この写真ご覧下さい。
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これ、茶畑なんです。
和束町(わづかちょう)という、知る人ぞ知る
宇治茶の生産地。宇治茶といっても全てが宇治市で
生産されるわけではなく、むしろこの和束町で生産
される割合がとても大きい、高級茶の大生産地なんです。
なぜここを訪れたのか、その経緯を辿ってみると
話は数週間前に参加し、とある「京都を盛り上げていこう」
という同志の集会にさかのぼります。
そこでは数多くの方にお会いして、刺激を受けたのですが
そこで出会った方の一人が、和束町の高橋さん。
Dari Kのチョコレートを差し入れに持っていったので、
それを一粒差し上げると、とても美味しいと大変
喜んで頂きました。
お話を伺っていると、和束町は宇治茶の中でも
とくに玉露や抹茶といった高品質なものを
生産していること、、一般の人は宇治茶としての
認識はあるものの和束そのものを知る人は少ないこと、
したがって「和束」としての知名度を上げ、農家の
所得向上や雇用拡大に寄与したい、ということが
分かりました。
「あれ、これって・・・」
Dari Kのカカオ豆の産地「スラウェシ島」とちょっと
共通点がある!そう思いました。
世界第3位のカカオ産出国でありながら、だれもカカオと
聞いてインドネシアを連想しないし、ましてやその産地
スラウェシ島なんて誰も知らない。
町の殆どの人がカカオ栽培農家であること
(和束の場合はもちろん、お茶の栽培農家)。
「スラウェシ」ブランドを立ち上げて、
生産者の所得向上や雇用拡大に寄与したいという想い。
やっぱり、似てるんですよね。
それでこれはほっとけない、と思い、
後日電話やメールでやり取りをして、今回
和束町に実際に足を運び、農家の方から直接
お話を伺うアレンジをして頂きました。
さて、そこでの発見・感想は・・・
長くなるのでまた次回書きます!
↓こちらはお茶の葉をシートで覆って「かぶせ茶」に
している模様です。What an interesting scene!!
和束(わづか)訪問 Part 1
2011年7月5日